代官山 蔦屋書店が選ぶ 視覚で感じるクルマ本 (第1回)

 

チューナーが主題の写真集と、あの名カメラマンの1冊

写真集というと日本ではアイドルの写真集が人気だが、クルマの写真集にも名著が存在する。今回紹介するのは『RWB -LIFE AFTER BIRTH-』と『小川義文 自動車』の2冊。

■この本の存在に価値がある
まずは『RWB -LIFE AFTER BIRTH-』の紹介から。RWB(ラフヴェルト)は日本発のポルシェチューニングメーカーだ。代表の中井啓氏の独創性あふれるエアロパーツ、そしてその確実な仕事が日本のみならず、アメリカや香港など海外でも大きな反響を呼んでいる。必ず中井氏本人がクルマを仕上げるというスタンスをとっていて、それはたとえ海外からのオーダーでも変わらない。

この写真集はオーストラリアのオーナーが製作を依頼した際に、中井氏が組み上げる1台の930をベース車両の段階から追っている。マスキングテープの貼り方、フェンダーを切り抜く姿など、意外性のあるシーンすらも「絵」に仕上げている。

「この本は“存在する”ということに価値があります。RWBやポルシェが好きとか嫌いではなくて、たった1台のクルマでよくこんなに分厚い写真集にしたなと。そこに感心してしまいます。世界930冊限定ですが、きっと赤字覚悟かと思います。それでも圧倒的な写真の質で、なんとなく買ってしまう。やりたいことやった、そんな1冊ですね」

■名カメラマンが独自の世界観でクルマを切り取る
小川義文氏といえば日本を代表する自動車写真家であり、その活動は国内に留まらず海外にも及ぶ。ポルシェをはじめ多くの名車たちが、小川氏のファインダーを通して現実世界から切り取られる。ひと目で「あのクルマだ」とすぐわかる写真ばかりだが、その着目点は独創的だ。

清野氏と担当が見入っている下の画像は、イギリスで撮影されたスカイラインGT-Rの1枚。当然ながらこのページに文字はない。しかしイギリスだとわかるヒントがその構図には何点もあった。その構図作りに思わず言葉を失ってしまう。

「小川さんの原稿も載っていますが、やはり写真の説得力が抜群です。言葉が要らないんですよね。見る人によって見え方も変わります。今回は本を作る人、本を売る人で見え方が異なりました。それこそが写真集の醍醐味。言葉は多くは要りません」

思わず二人して写真に見入ってしまう。クルマ好きなら必ずこうなるはず

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